■■ ESHの解決策
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                          2016.7.20 No.403

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

九州から東海地方にかけて梅雨明けが発表されました。これから気温も上昇し、
熱中症に対して注意が必要となります。十分にお気をつけください。

さて、皆様は睡眠中、ご自分が「いびき」をかいているかどうか自覚されてい
ますか?家族に指摘をされた、あるいは「自分のいびきで目が覚めたことがあ
る」という方もいるかもしれませんが、寝ている間の自分の状態についてよく
わかっていない方も多いのではないでしょうか?

いびきには、疲れたときやお酒を飲んだときに限っていびきをかく「散発性の
いびき」と、寝ているときはいつもいびきをかく「習慣性いびき」があります。
さらに「習慣性いびき」は、「単純いびき」と、「睡眠時無呼吸症候群(SA
S)に伴ういびき」とに分けられます。

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は日中の眠気が生じたり、命に関わる生活習
慣病のリスクを高めることにもなりかねないため、治療が必要といわれていま
すが、病院に足を運ぶのは気が進まないものですよね。

このほど、三井住友海上火災保険は、企業向けにスマートフォンでSASの症状
の一つであるいびきを分析するサービスを始めたそうです。就寝時にスマホを
枕元に置くだけで、いびきを記録し、分析結果をレポートしてくれるというも
ので、契約の有無にかかわらず、企業に無償で提供しています。

従業員の健康増進に是非試してみてはいかがでしょうか?(門)



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★お知らせ★

弊社の情報提供サイト「ESHデータバンク」では、ISO14001:2015対応のマニュ
アルや帳票類(記入例付き)が一式揃います。

自力で2015年版に対応したい組織にお薦めです。

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■環境不祥事の教訓

◆産廃処理施設が排ガスデータ7年間改ざん/岩手 (7/16)
   
岩手県九戸村江刺家の産業廃棄物処理業「いわて県北クリーン」が運営する焼
却施設で、焼却炉から出る排ガスの化学物質濃度のデータが約7年間にわたり
改ざんされていたことが15日、分かった。大気汚染防止法で定める基準値は
超えておらず、同社は「環境への影響はない」としている。

同社によると、改ざんがあったのは2009年8月〜今年4月。従業員の内部
告発で発覚した。村と結ぶ公害防止協定で定めた基準値を超えそうになったり、
超えたりすると制御室の機器を手動で操作し、数値を実際より低く入力した。
改ざんは計約1000回に及び、焼却炉の運転に関わる従業員13人全員が関
わっていたという。

同社は07年、大気汚染防止法より厳しい基準の協定を村と締結。排ガスに含
まれる化学物質濃度の基準は、1時間当たりの平均値で塩化水素が80ppm
(国の基準値430ppm)、窒素酸化物100ppm(同250ppm)、
硫黄酸化物50ppm(同3761ppm)だった。

県は同社に改善を指示。法令違反ではないため行政処分の対象にならない。同
社の村田英敏事業所長は「村や県、地元住民を裏切る行為で申し訳ない。再発
防止を徹底し信頼回復に努める」と話した。同社は社員の法令順守教育のため
14〜20日、焼却炉の運転を休止している。
(河北新報)


◆解説

この事件から学ぶ教訓は、”従業員の内部告発で発覚した”ことです。

電子メールやSNSが発達した今日、企業は隠し事は出来ないことを認識しな
ければなりません。

同社は、7/14付けでホームページに社長の謝罪文を掲載しています。しかし、
その内容は多くの企業が反面教師とすべきものです。それは次の点です;

「焼却施設運転を一時休止のうえ、従業員コンプライアンス意識の向上や運転
操作の技術向上に関する再教育を集中的に実施することいたしました。」

”焼却炉の運転に関わる従業員13人全員が関わっていた”と言うのに、経営
者がガバナンスやマネジメントの欠陥に言及せずに、従業員の”意識”の問題
にしている点はお粗末と言わざるを得ません。

同社はエコアクション21(EA21)の認証を取得しているようですが、ISO140
01よりさらにコンプライアンスに対する枠組みの弱いEA21では、不正を見抜く
ことは難しいことでしょう。

多くの廃棄物・リサイクル関連業者が、ISO14001が2015年版になったことを契
機にEA21の認証に乗り換える動きがあります。

その理由には、優良性評価制度において、EA21はISO14001と同等に扱われてい
ることがあります。

これまで有効性の低い審査に終始してきた審査機関にも問題はありますが、排
出事業者が委託業者のコンプライアンスを厳しく検証することが必要だと考え
ます。



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■労働災害の真相

◆男性死亡 東海の製鉄所で63歳作業員 新日鉄住金名古屋/愛知 (7/6) 
    
5日午後1時15分ごろ、東海市の新日鉄住金名古屋製鉄所で「窒素ガスの貯
蔵タンク内で男性1人が倒れた」と同社社員から119番があった。東海署な
どによると、男性は協力会社の作業員(63)で、現場で死亡が確認された。

事故直後の計測で、タンク内の酸素濃度は低いところで通常の4分の3ほどに
なっており、酸欠になった可能性がある。同署は詳しい状況と安全管理に問題
がなかったか調べる。 

同署などによると、男性は同日午後1時から別の作業員と点検のため、直径約
3メートル、高さ約13メートルのタンクで内部のはしごを上っていた際に足
場で倒れた。点検時には窒素ガスを抜き酸素を送り込んでいた。
(毎日新聞)


◆解説

またしても鉄鋼会社、そして、またしても協力会社の作業員が犠牲になるとい
うことで暗澹たる気持ちになります。

窒素ガスのタンクということで、酸欠のリスクは必然的に存在するのに、何故
にこのような事故が起こるのでしょうか。

2016年3月18日衆議院経済産業委員会の配布資料によれば、鉄鋼業界での死亡
事故は次のとおりとなっています。

  2014年:15件(うち11名が協力社員)
  2015年:11件(うち9名が協力社員)

安全管理にはかなり注力している筈の鉄鋼会社で、このような基本的な事故が
起きることは残念でなりません。

リスクの高い業務の多くを協力会社が担う今日、鉄鋼会社が言うところの「直
協一体」となった安全管理はもちろんですが、鉄鋼会社自身が自らの職場で事
故を起こさないためのシステムを再検証することが不可欠だと考えます。


なお、本年1月2月には、鉄鋼会社で6件の死亡事故が発生したことを受け、厚
生労働省は、鉄鋼会社に自主点検を求め、その結果を公表しています。

「鉄鋼業における安全管理活動に係る自主点検の分析結果」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000130403.html



★欧米企業のコントラクター安全プログラム及び酸欠防止プログラムについて
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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

  乗るべき列車は一度しか通らない


■新着情報

・業務上疾病発生状況等調査(平成27年)


■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介


■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介


■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 5件


■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 13件



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